ブンデスリーガ 写真:Getty Images

 ドイツの移籍市場はこの2025年夏も活発に動き、多くのクラブが新戦力を獲得した。移籍期間を通じて多くの話題が生まれ、ファンの関心を集めている。

 ブンデスリーガ公式サイトは、この夏の注目新加入選手トップ5を紹介している。選ばれたのは、バイエルン・ミュンヘンのFWルイス・ディアスとFWニコラス・ジャクソン、ボルシア・ドルトムントのMFジョーブ・ベリンガム、バイエル・レバークーゼンのDFルーカス・バスケス、そしてハンブルガーSVのMFファビオ・ビエイラだ。

 ディアスはプレミアリーグのリバプールから加入し、FWレロイ・サネの穴を埋める存在として期待される。すでに8月17日に行われたDFLスーパーカップ(フランツ・ベッケンバウアー・スーパーカップ)で決勝点を挙げ、順調なスタートを切った。

 ジャクソンはチェルシーからバイエルンにレンタルで加わり、FWハリー・ケインを支える攻撃のオプションとして期待されている。

 ベリンガムは、兄でレアル・マドリードに所属するMFジュード・ベリンガムが残した記憶を受け継ぎ、プレミアリーグのサンダーランドから加入した。テクニックを活かすタイプの同選手は、90分平均3回のチャンス創出を記録しており、将来性の高さが評価されている。

 バスケスはマドリードから移籍し、400試合の出場歴と欧州制覇の経験を武器にレバークーゼンに加わった。右サイドバックだけでなく、センターバックやウイングでもプレー可能な点が強みだ。

 ビエイラはアーセナルからレンタルでハンブルクに加わり、卓越したパスセンスとセットプレーの技術を持つ。通算40アシストの実績は、昇格組の残留争いにおいて重要な存在となることは間違いないはずだ。