フェルミン・ロペス 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)に所属するスペイン代表MFフェルミン・ロペスが、スペイン『ムンド・デポルティーボ』の単独インタビューでクラブ愛を語った。

 2016年にバルセロナの下部組織へ加わったフェルミンは、2023年8月にトップチームデビュー。2列目からの積極な飛び出しやパンチのあるミドルシュートを武器に昨季は公式戦46試合に出場して8ゴール10アシストと飛躍したシーズンを送った。

 そのフェルミンは今夏にチェルシー(イングランド1部)からの関心が浮上。しかし、同選手は「結局のところ、常に自分の第一の優先事項はバルサにいることだった。12歳のときにここに来て、トップチームに昇格するのが夢だった。他クラブから関心を持たれるのはいつも光栄だが、正直に言えば、自分の考えは常にバルサに残ってここで成功することだった」とクラブ愛を口にしている。

 チェルシーはフェルミンを獲得するために48時間の猶予を与えたとも報じられているなかで、「この件についてはいろいろな憶測があったけど、繰り返す。優先事項はいつもにバルサにいることで、ここに残ることに迷いはなかった。常にここにいたい、このクラブで成功したい、そしてクラブの力になりたいという気持ちを抱いてきた」と語っている。

 また、タイトルについて問われると、「全部優勝したい。去年は多くのタイトルを獲得したけど、チャンピオンズリーグだけが心残りだった。今年も同じ考えで、同じ謙虚さを持って、そして何よりも多くの努力をして全てを勝ち取りにいきたい」と意気込みを語っている。