「そんなつもりじゃなかったのに」。気まずい空気になったあと、そう思った経験はないでしょうか。言葉は人を繋ぐツールである一方で、ときに人と人の間に亀裂を生む“刃”ともなり得ます。会話において大切なのは、何かを話すかだけではなく、どのように話すか、どのように聞くか、そして人から聞いた話をどう扱うかにまで及びます。

そこでSirabee取材班は、会話で人間関係にヒビを入れる人の悪い癖について聞いてみました。

■勝手に人のプライベートをバラす

「人のプライベートを本人に許可なく、他の人にバラす同僚がいる。その人のせいで、そこまで仲が良いわけでもない人に『先週○○行ったんだって? どうだった?』と聞かれたり、割と面倒。

まぁ本人から聞いてないのに『どうだった?』って聞く方も聞く方だけど、人のプライベートはペラペラしゃべるものじゃない」(30代・女性)

■根掘り葉掘り聞く

「人のプライベートにフォーカスして、根堀り葉掘り聞くのは下品だし、質問されると疲れる。興味本位なんだろうけど、自分の興味本位を満たすために人のプライベートに土足であがるのは問題。

聞きたくても距離があるのなら聞かない方がいいし、そもそも人のプライベートを深堀りすべきじゃない」(20代・女性)

■声がデカくて周りに丸聞こえ

「職場の人で『○○さんと○○さんって付き合ってるの!?』『○○さん離婚するんだって!』など、めっちゃセンシティブな他人の情報を大声で話す人がいて困っている。

本人は声がデカい自覚がないから、指摘をしても声のボリュームが下がらない…。だからこの人の前で自分の話をしたくない」(30代・女性)

会話とは、言葉のやり取り以上に心の温度を読み取る技術です。話の内容や言葉選びはもちろん、相手の感情にどれだけ寄り添えるかが、人間関係の質を左右します。

自分では良かれと思っていた言動が、実は相手を遠ざけていた…そんなズレた優しさを避けるためにも、1度立ち止まって、自分の会話の癖を見直してみることが大切です。

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(文/Sirabee 編集部・   美佳