
2025シーズン途中まで横浜F・マリノスに在籍していたGKポープ・ウィリアムは、湘南ベルマーレへ完全移籍した後、低調なパフォーマンスに終始。加入以降、湘南もJ1リーグ戦7試合白星なしと低迷する中、同選手のSNSアカウントにおける異変が話題を呼んでいる。
ポープは2025年に怪我で出遅れると、復帰後もJ1リーグ戦で出番なし。GK飯倉大樹やGK朴一圭とのポジション争いに割って入ることができず、7月に湘南へ完全移籍している。湘南加入後は7試合つづけてスタメン出場も、結果が伴っていない状況。7月5日のヴィッセル神戸では、移籍後初スタメンも4失点を喫し、チームも敗北。その後もほぼ全試合で複数失点を許しており、8月31日のガンバ大阪戦では5失点。1試合平均の失点数は「3」にまで膨れ上がっており、チームもポープ加入以降は2分5敗とJ1残留争いから脱け出せていない。
G大阪戦後、ポープのインスタグラムアカウントは閲覧できない状態に。このSNSでの異変を受けて、湘南や古巣の横浜FMサポーター等から同選手のコンディションやメンタルを心配する声が挙がっている。
湘南はポープ加入までJ1リーグ戦22試合で26失点。GK上福元直人が開幕から6月14日開催の第20節・町田ゼルビア戦までフル出場を続けていたが、トレーニング中にアキレス腱を断裂。正守護神の負傷離脱を受けてポープの獲得に踏み切ったが、直近7試合で21失点と上福元の抜けた穴は埋まっていないのが現状だ。
Jリーグでは、以前から選手、クラブ等を標的にしたネット上での批判や誹謗中傷が深刻な問題に。インスタグラムアカウントでの異変の背景として、周囲からの批判も考えられるだけに、ファン・サポーターからの温かい言葉がポープの復活を後押しするかもしれない。