
サガン鳥栖在籍歴のある元ケニア代表FWイスマエル・ドゥンガが、カマタマーレ讃岐を退団。マレーシア2部所属クラブへの移籍が正式決定しているが、3日8時時点で讃岐からの公式発表はない状況だ。
現在32歳のドゥンガは、香港やインドネシアのクラブを経て、2025年に讃岐へ復帰。今季はJ3リーグ戦5試合に出場も、6月28日のテゲバジャーロ宮崎戦を最後に出番なし。5試合いずれも数分間のプレーにとどまるなど、厳しい立場に置かれていた。
そんな中、マレーシア2部のクランタン・レッド・ウォリアーは9月2日午後、公式インスタグラムアカウントにてドゥンガの獲得を公式発表。同クラブはクランタンFCが解散した後、2024年末に創設されており、2025シーズンからリーグに参戦している。
ドゥンガは母国ケニアやギリシャ、アルバニア国内の複数クラブをへて、2021年1月に鳥栖へ加入。ただ来日1年目にJ1リーグで9試合の出場ノーゴールという結果に終わると、2022年に讃岐へレンタル移籍。ただ讃岐でもリーグ戦4試合の出場と本来のパフォーマンスを発揮できず、シーズン終了後にレンタル移籍期間満了で退団。鳥栖からも契約満了を告げられていた。
鳥栖退団後は香港1部の深水埗FCやインドネシア1部RANSヌサンタラFCでプレーしていたドゥンガ。2度目のJリーグ挑戦でも本領発揮とはならず、わずか8カ月で日本を離れることになっている。