ブカヨ・サカ 写真:Getty Images

 プレミアリーグのアーセナルに所属するイングランド代表FWブカヨ・サカは、ここ数年でクラブの主力として確固たる地位を築いてきた。昨2024/25シーズンは公式戦37試合に出場し、12ゴール14アシストを記録。リーグでは90分あたり3.44本のシュートを放ち、33.3%を枠内に収めるなど攻撃面で存在感を示した。また敵陣でのパス成功率は75.5%に達し、安定した配球力も発揮している。

 UKメディア『Football.London』は、アーセナルがこのイングランド代表ウインガーとの契約延長に向けて取り組みを加速させる計画だと伝えた。サカの現行契約は2027年6月末まで残っているが、クラブは将来的な安定のために長期契約を模索しているようだ。

 サカはボールを持った際のドリブル突破に優れ、サイドで推進力を生み出すことができる。さらに強烈なミドルシュートを武器とし、味方の決定機を演出する視野も備えている。ゴールとアシストの両面で貢献できる選手であり、本職は右ウイングだが、指揮官の求めに応じて左ウイングでもプレー可能だ。

 アーセナルのミケル・アルテタ監督にとってサカは常に先発リストの筆頭であり、すでにチームに欠かせない存在である。そのためクラブが長期的な契約延長を目指すのは当然の判断といえるだろう。

 23歳というサカの年齢を考えれば、今後さらに成長が期待されるのは間違いない。契約延長はクラブと選手双方にとって大きな利益をもたらす可能性が高い。