ネイマール 写真:Getty Images

 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権)2025シーズン第22節で、サントスは9月1日にフルミネンセと対戦し、0-0で引き分けた。この試合後、サントスに所属するFWネイマールが報道陣の前に姿を見せ話題となった。

 アメリカメディア『The Bellingham Herald』は、ネイマールが9月のブラジル代表メンバーに選出されなかった件について口を開いたことを伝えた。

 「代表に呼ばれなかったのは技術的な理由だ。カルロ・アンチェロッティ監督の判断であり、私はそれを尊重する。体調の問題ではない」とコメントした。

 ネイマールが代表戦に最後に出場したのは2023年10月のウルグアイ戦で、この試合で前十字靭帯を断裂して以降、代表戦から遠ざかっていた。負傷から回復した後も筋肉系の問題でプレーできず、FIFAワールドカップ(W杯)予選12試合と2024年のコパ・アメリカを欠場している。

 ブラジル代表のアンチェロッティ監督は8月25日に発表した23人の招集メンバーにネイマールを含めなかった理由を同日の会見で説明していることを同メディアが伝えている。

 「ネイマールに小さな問題はあったが深刻ではない。彼を試す必要はない。誰もが彼を知っている。W杯で良い結果を出すためには、ネイマールも他の選手と同様に万全である必要がある」

 ブラジル代表は6月に行われたパラグアイ戦を1-0で制し、すでに2026年W杯出場権を獲得している。残る予選を消化しつつ、強豪国との親善試合で調整を進める段階に入っている。