※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。

実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。

本記事では、「夫の帰宅ルートに毎日同じ寄り道があることをAirTagが示していた」という、ある女性の体験を紹介します。

投稿者は、東海地方在住の30代主婦・Yさん。

些細な違和感から始まった調査。

その追跡履歴が示したのは、帰宅途中の誰にも言えない生活でした。

“ただいま”の時間が違いすぎる違和感のはじまり

Its-now-time.
(画像=『FUNDO』より引用)

Yさんが最初に違和感を抱いたのは、夫の帰宅時間のバラつきでした。

「定時退社の日なのに、20分遅れる。かと思えば次の日は15分早く帰ってきたり…。

同じ電車なのに、毎日変動するのがどうにも腑に落ちませんでした」

さらに、スマホの歩数計を見ても、やたらと「同じ時間帯に距離が稼がれている」日が続きました。

在宅ワークの日でも、必ず午後6時台にどこかに出かけている形跡があったのです。

AirTagが明かした“秘密の寄り道”

AirTag-tracking-map.
(画像=『FUNDO』より引用)

「最初は疑う気持ちはなかったんです。ただ、モヤモヤをはっきりさせたくて、AirTagを夫の車のキーに仕込みました」

1週間後、YさんがiPhoneの「探す」アプリを開いて愕然とします。

地図には、平日5日間、全く同じ位置にピンが立っていたのです。

それは、自宅とは逆方向の住宅街の一角——小さなアパートでした。

「通勤ルート上ではないし、知人もいない地域。なのに、毎日ここに30〜40分は滞在していたんです」