8月30日放送の『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、徳光和夫が2026年開催予定のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の「Netflix独占配信」に激怒した。
■WBCのNetflix独占配信に憤り
徳光は番組冒頭、NetflixがWBCの独占配信権を取得した話題に言及。「われわれ野球ファンにとっては青天の霹靂」と肩を落とす。
さらに「WBC熱の高い日本を、黒船が狙い撃ちするような形になったわけでありますけども、Netflixに入っていない日本人は、どうするんだということになっちゃいますね」と憤りをあらわにした、
■総務省に対応を求める
放映権を取られた形になった日本の放送局について徳光は「どこかしらの局に、もしかすると高額で売るのかもしれませんけど、いずれにしましても、やっぱり日本の放送局、NHKさんとか日テレさんとか、なんとかしなきゃいけないよね」と要望する。
また、「むしろ僕は総務省に言いたいなっていうふうに思いますよね。『こういうことがあっていいの?』みたいな感じなんでございますけど。しょうがないんだろうね」と総務省にも対応を求めた。
■井上尚弥にも言及
話を聞いた出演者の石川みゆきは「スポーツはみんな動画配信になっちゃいましたね」と指摘する。
徳光はボクシングの世界王者・井上尚弥の試合が、地上波で放送されていないことを紹介し、「ほとんど見られないから。見られたら、とうの昔に国民栄誉賞ですよ」と語っていた。
■一部ではボイコットの噂も
2023年の同大会では、大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希らスター選手が総登場。さらに劇的な試合が続き、野球人気復活の大きな要因となった。それだけに、Netflixの独占配信は「野球人気低下を招きかねない事態」という声がある。
一部では読売ジャイアンツ選手や、日本チームの参加ボイコットを予想する声も。一方で「Netflixに入ればいいだけ」「地上波はスポーツに向いていない」などの意見も上がっている。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)