
レアル・ベティス(スペイン1部)は現地時間31日に行われたラ・リーガ第3節でアスレティック・ビルバオと対戦。2点先行される展開となり、試合終了間際にコンゴ代表FWセドリック・バカンブが1点を返したものの、1-2で敗れた。
そのベティスは昨季後半戦マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)からレンタルで加入していたブラジル代表FWアントニーの慰留を希望。イギリス『アスレティック』によれば、当初はレンタル移籍を希望していたという。
しかし、スペイン代表MFイスコが離脱中のベティスは移籍市場閉幕が近づいていることもあり、完全移籍を希望したとのこと。そして、移籍金2500万ユーロ(約43億9000万円)に将来リセール時の50パーセントを含んだ条件でベティスとユナイテッドはクラブ間合意に至ったようだ。
アントニーは2022年に高額な移籍金でアヤックス(オランダ1部)からユナイテッドに加わったものの、ピッチ外での問題もあり、金額に見合った活躍を披露できず。今年1月にベティスにレンタル移籍で加わると、キレのあるドリブル突破など輝きを取り戻していた。
今年6月にはブラジル代表にも復帰していたアントニーにはアトレティコ・マドリード(スペイン1部)などからの関心が取り沙汰されていた。来夏にはワールドカップが控えているなかで、輝きを取り戻したスペインの地でアントニーはどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。