ロイス・オペンダ 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)が、ライプツィヒ(ドイツ1部)に所属するベルギー代表FWロイス・オペンダ(24)の獲得に興味を持っているようだ。

 昨季後半から半年間プレーしたフランス代表FWランダル・コロ・ムアニを完全移籍に切り替えることを目指しているユベントス。同選手はユベントスへの移籍に前向きとも報じられているなかで、保有権を所持するパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)の要求を満たすことはできていない。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディマルツィオ氏によれば、コロ・ムアニの移籍交渉がより複雑化しているユベントスは攻撃強化のオプションとして、オペンダに注目しており、買取オプション付きのレンタル移籍でライプツィヒに最初のオファーを提示したという。

 ベルギー代表として27キャップで3ゴールを記録するオペンダは、2023年夏にライプツィヒへステップアップ。スピードや高い決定力を武器に昨季もブンデスリーガ33試合で9ゴール9アシストの数字を残していた。

 一方で、ライプツィヒはオペンダの退団に備えて、スポルティングCP(ポルトガル1部)でプレーするデンマーク代表FWコンラッド・ハーダーの獲得に迫っているとのこと。これまでのエースであったセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチがイゴール・トゥドール監督体制で出場機会が減少しているなかで、移籍市場閉幕までに契約をまとめることはできるのだろうか。