近年、オンラインショッピングは、私たちの日常に欠かせない存在となりました。しかし一方で、ネットショッピングならではの小さなストレスが、買い手の心をじわじわと苛立たせる場面も少なくありません。

そこでSirabee取材班は、ネットの買い物でイラっとする瞬間を聞いてみました。

■まだ使ってないのにレビュー

「たまに『まだ使っていませんが、期待を込めて星4つ』『まだ開封してませんが、友達がイイって言っていたので星4つ。使うの楽しみ!』って、意味がわからないレビューがある。

レビューを書いたら粗品プレゼント的なショップも多いから、とりあえず書いたんだろうけど、これから買う方からしたら全く参考にならない」(30代・女性)

■写真と素材や色が違いすぎる

「海外のネットショップで購入するとあるある? なのかもしれないけど、届いた商品の素材感や色が、ネットの商品写真と違いすぎることがある。

高いと返品するけど、安いと返品するコストの方が高い気がして諦めちゃう」(20代・女性)

■配送のクレームを店に…?

「たまにいない? 配送業者へのクレームをそのお店のレビューに書いている人。

もちろん、お店側の梱包が悪くて配送中に壊れたとかならわかるけど、『置き配指定してないのに置き配された』『間違えて隣りの家に届けていたらしく、今日隣りの家の人から受け取りました』とか。そういうのは配送業者に電話すればいいのに」(30代・女性)

ネットショッピングは、その利便性と引き換えに、目に見えにくいストレスの断片をユーザーに与えています。参考にならないレビュー、情報の曖昧さ、期待と現実のギャップ…それらは小さなイラッの積み重ねであり、ユーザーの体験の質を左右する要素でもあります。今後、テクノロジーの進化と共に求められるのは、便利さだけでなく、誠実さと透明性でしょう。

・合わせて読みたい→二度と利用しない! 過去イチ最悪だったお店 「レビューに星4をつけたら…」

(文/Sirabee 編集部・   美佳