本日、9月1日は「防災の日」。自然災害への備えを考えるきっかけとなる日だが、防災グッズをどの程度準備しているかは人によって大きな差があるようだ。
■約4割「防災グッズを用意している」
Sirabee編集部が全国10〜60代の男女635名を対象に調査したところ、「防災グッズをきちんと用意している」と答えた人は41.3%にとどまった。

■大きな災害のニュースを聞いて
防災グッズを用意している40代女性は、「大きな災害のニュースを耳にするたびに、大きな不安を感じるようになりました。とくに自宅に防災グッズがなにもないことが、怖くなってきたんです。それ以来、水や非常食、懐中電灯などを、少しずつそろえるようにしました」と語る。
かばんにまとめているそうで、「最初はお金もかかるので、後回しにしていたんです。しかしニュースで停電や断水が長引いている人々の様子を見ると、防災グッズの重要性を感じてきて…。今ではかばんに必要最低限のものをまとめており、これだけで少しだけ安心感がありますね」と続けた。
■つい後回しにしてしまい
一方でなにも準備はしていない20代女性は、「地震や台風などのニュースを見ると防災グッズを用意しようと思うのですが、日常生活の中ではつい優先度が低くなってしまいます。今すぐ必要なものではないと感じてしまい、つい後回しになっているんですよね」と理由を述べた。
よくないとは思っているようで、「いざというときに必要なのは分かっているのに、実際に災害が起きていない状況だと『また今度でいいか』という気持ちになります。気づいたら月日が過ぎてしまい、結局まだ用意できていません。よくないことだと、自分でもわかっているのですが…」と話していた。
■自室に靴と笛を用意
Xでも、「先日、防災グッズ賞味期限がきて解体したのですが、再度用意します」「防災グッズで自室に靴と笛を用意してます。窓ガラスが割れた時と救助を待つ時のためです!」などきちんと用意している人がいた。
しかし準備できていない人からは、「防災グッズとか備蓄とか、買っておかないとなぁと思ってはいるものの、水くらいしか用意してない…」との声があった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年7月27日~2025年7月31日調査対象:全国10代~60代の男女635名