急にお腹が痛くなったときには、近くのトイレを探すだろう。しかしトイレが見つからずに、焦った経験がある人も多いるようで…。
■約7割「お腹が痛いのにトイレが…」
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女669名を対象に調査を実施したところ、「お腹が痛いのにトイレが見つからず焦った経験がある」と答えた人は68.9%だった。

トイレが見つからない経験は、誰にとっても身近な問題であることがわかる。外出時の安心感は、近くにトイレがあるかどうかも大きく関わっているといえるだろう。
■トイレのありそうな施設がなく
話を聞いた30代女性は、「以前、街中を歩いているときに急にお腹が痛くなったことがありました。最初は我慢できる程度だったのですが、歩いているうちにどんどん痛みが強くなってきたんです。しかし周囲を見渡しても、トイレがあるような施設が見当たらなくて焦りました」と当時を振り返る。
なんとかコンビニが見つかったようで、「がんばって我慢しながら歩いていたら、コンビニがあったのでそこでトイレを借りました。あの時間は、本当に長く感じてつらかったですね。ビジネス街など商業施設が少ない場所に行くときには、トイレの心配がつきまといます」と続けた。
■トイレの位置を事前チェック
トイレの位置を確認する40代男性は、「私はお腹が弱い体質なので、出かける前日に必ず行き先周辺のトイレの場所を調べておきます。商業施設や駅構内など、トイレがありそうな場所を地図アプリで確認しておくんです。これをしておくだけで、安心感が違いますね」と語る。
備えが重要だと考えていて、「もちろん突然の腹痛は怖いですが、備えがあると気持ちも楽になります。『あの建物にはトイレがある』と意識しておくことで、不安はかなり軽減されるんです。私はそのおかげで、トラブルを回避できているので…」とも話していた。
■腹痛なのに車の中で…
Xでは、「腹痛、車の中、トイレ近くにない、終わった」「お腹痛いのに知らない土地でトイレが見つからない修羅の道」などつらい状況に立たされている人の発言があった。
さらには、「お腹が痛いです。トイレにはしばらく行けません」とトイレが近くにあるのに行けないでいる人もいた。
・合わせて読みたい→後で確認することも大切 約6割が「トイレ」を流した後で抱いた不安とは?
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年7月27日~2025年7月31日調査対象:全国10代~60代の男女669名