
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグで15位とクラブワースト記録を更新。今夏にはカメルーン代表FWブライアン・ムベウモやブラジル代表FWマテウス・クーニャなど大型補強を敢行した。
しかし、プレミアリーグ開幕戦のアーセナル戦で敗れて黒星発進となると、続く第2節のフラム戦でもドロー。さらにはカラバオカップでは4部相手のグリムズビー・タウンにPK戦の末に敗れて、ルベン・アモリム監督への批判が強まっている。
第3節のバーンリー戦で今季初勝利を手にしたユナイテッドではリーグ戦ではトルコ代表GKアルタイ・バユンドゥルが守護神として起用されているなかで、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、新たなGKの獲得に動いている模様。そのターゲットとしてロイヤル・アントワープ(ベルギー1部)に所属するベルギー代表GKセネ・ラメンズの獲得に向けて交渉を行なっているという。
しかし、移籍市場閉幕が迫っていることから交渉が破談に終わる可能性を備えて、アストン・ビラ(イングランド1部)に所属するアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスをリストアップしているという。すでに同選手陣営と接触しており、新たなアプローチをしているようだ。
プロキャリアをスタートさせたアーセナルでは出場機会に恵まれなかったマルティネスは、2020年夏にアストン・ビラへ完全移籍。高いシュートセーブング技術を昨季もプレミアリーグ37試合に出場して9回のクリーンシートを達成していた。