「あの人は、会うたびに成長してる!」 職場や日常の中で、そんな印象を受ける人もいますよね。一方で、似たような環境・能力を持っているのに、何年経っても変化が見られない人もいます。その差はどこから生まれるのでしょうか。大抵の場合、そもそもの考え方が違うようです。
そこでSirabee取材班は、成長する人の考え方について聞いてみました。
■ラクな方より正しい方を選ぶ
「着実にステップアップしていく人ほど、ラクな道ではなく、成長に必要な正しい道を選んで進んでいく。逆に、いつまで経っても成長しない、みんなに追い抜かれて、やる気すら失う人は、いかにラクをするかを考えている。
そのラクしたい思考を変えないうちは、どんだけ『お金稼ぎたい』『起業して悠々自適に暮らしたい』って言っても無理だと思う」(30代・女性)
■視点が長期的
「成長する人ほど視点が長期的。成長しない人ほど、視点が過去や目の前のことばかり。
もちろん、心の余裕とかも視点を左右するけど、ベースで長期的な視点でないとビジョンは描けないでしょ」(20代・女性)
■人の成功を妬まず学ぶ
「ずーっと変化のない人間、むしろバージョンダウンしていく人間ほど、なぜか人の成功を妬む。で、勝手に『どうせ上司に媚びてたんでしょ』『自力じゃなく誰かの力がないとアレは無理』とか、ありもしない噂を作って広める。
成長する人ほど、人の成功から学んで自分の力に変えていく。自分の上にいる人を引きずり降ろそうとするか、それとも自分も上に上がろうとするかの違いじゃない?」(30代・女性)
成長する人は特別な才能を持っているわけではありません。むしろ、日々の小さな出来事に対して、自分で意味づけし、前に進む、という思考習慣を持っていることが大きいと言えます。
失敗を恐れず、他人と比べず、昨日の自分より一歩前に出ようとする姿勢こそが、成長を生む真のエンジンです。人生を少しずつでも前に、そして良い方へ進めたいと思うのなら、まずは“何を考えるか”からはじめてみるのもいいかもしれません。
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(文/Sirabee 編集部・ 美佳)