夏休みが終わって新学期が始まるこの時期。「学校に行きたくない」と、深刻な悩みを抱える子供たちは多くいます。

以前、アーティスト・あのさんは、友人関係をバッサリ切る理由について語り、彼女の言葉で「気が楽になった」と多くの反響を呼びました。

■卒業式が終わったら「バッサリ」

注目を集めたのは、2023年8月29日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)での一幕。

ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんが、「卒業したら(同級生たちとは)バッサリ縁を切るほう」「卒業式で『もう会えない』って悲しくて泣いたので、『もう会わないよね』って僕は縁を切るんです」と話すと、あのさんは深く共感。

■あの「そもそも他人ですし」

「全く同じです。学生のときの友達1人もいないですね」「切りまくりまして」と話すあのさんに、番組司会の明石家さんまさんは「学校生活の最後の涙やろ?」と、問いかけます。

あのさんは「そもそも他人ですし」と言い放ち、これには共演者たちも「すごいな…究極ですよ」「その通り、間違いない」と思わず納得。

あのさんの言葉は、視聴者からも「『他人ですし』金言だわー、すごい気が楽になった!」「これから人間関係で嫌なことあったら、『そもそも他人ですしね』って思うことする!」と反響を呼びました。

■約6割、卒業後に縁を切った経験あり

ちなみに、編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「卒業後の同級生たちとの関係」について意識調査を行なったところ、全体で58.2%の人が「卒業後に、同級生と縁を切った経験がある」と回答。

卒業後の人間関係調査
(画像=『Sirabee』より引用)

男女別に見ると、男性56.5%に対して女性は60.0%と、女性のほうが高い割合に。

「バッサリ」とはいかないまでも、卒業を機に特定の同級生と縁を切った経験がある人は、多くいるよう。

■夏休み明け、悩み抱える子供たち

夏休み明けは、子供たちがとくに不安を抱える時期であるとされ、法務省の人権擁護機関は「全国一斉『こどもの人権相談』強化週間」を実施しています。

今年は8月27日(水)~9月2日(火)の期間、「こどもの人権110番」が時間を延長して子供たちの相談を受付中。いじめや虐待、部活動での暴言・暴力、インターネット上でのトラブルなど様々な相談に無料で応じてくれます。

子供の「学校に行きたくない」という言葉には、深刻な問題が隠れている場合も。親子や家族間でのコミュニケーションも大切にしたいですね。

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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2023年11月8日~2023年11月13日

調査対象:全国10代~60代の男女1,000名