大森晃太郎 写真:Getty Images

 ガンバ大阪、ヴィッセル神戸、FC東京、ジュビロ磐田在籍歴のあるMF大森晃太郎は、タイ国内クラブへの移籍が決定的に。2024シーズン終了後にカマタマーレ讃岐を退団して以降、およそ8カ月にわたりフリーの身だったが、再び海外に新天地を求めたという。

 タイメディア『ボールタイ』が8月29日に報じたところによると、タイ3部降格クラブのスパンブリーは、28日の移籍ウィンドウ終了前に大森ら外国籍選手2名を獲得したとのこと。年俸や契約年数などには触れていないが、大森にとっては、およそ1年ぶりに再び海外でプレーすることになるという。

 現在33歳の大森はG大阪の下部組織出身。G大阪、神戸、FC東京、磐田と渡り歩いたが、J1通算136試合出場で13ゴール8アシスト、J2通算99試合出場で6ゴール22アシストという実績の持ち主だ。

 ただ、2023シーズンにJ2リーグ5試合の出場に終わると、2024年1月に磐田からムアントン・ユナイテッドへ期限付き移籍。ただ、2024/25シーズンのタイ1部リーグ戦でも8試合の出場で1ゴールという結果に終わり、わずか半年で退団。同年8月に讃岐へ期限付き移籍したが、J3リーグ戦で出場ゼロという結果に。シーズン終了後、讃岐を期限付き移籍期間満了により退団するとともに、磐田からも契約満了を告げられていた。

 なお、タイ3部リーグではMF田中達也が2025年6月、カスタムズ・ユナイテッドFCの選手兼監督に就任。ロアッソ熊本、G大阪、大分トリニータ、浦和レッズ、アビスパ福岡と渡り歩いた33歳MFと、大森の日本人対決実現へ期待が高まる。