ニコラス・ジャクソン 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)は、昨季のブンデスリーガでバンサン・コンパニ監督のもとで2年ぶりにマイスターシャーレを奪還。今季も開幕戦でライプツィヒを6-0で粉砕して最高のスタートダッシュに成功している。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、バイエルンはチェルシー(イングランド1部)に所属するセネガル代表FWニコラス・ジャクソンの獲得に迫っている模様。レンタルでの獲得になる見込みだという。

バイエルンはチェルシーにレンタル料として1500万ユーロ(約25億7000万円)を支払うという。また、買い取りオプションが付随したレンタル移籍であり、獲得を決断した場合は8000万ユーロ(約137億5000万円)を支払うようで、転売条項も盛り込まれているようだ。

 そのジャクソンはビジャレアル(スペイン1部)から2023年夏にチェルシーへ加入。爆発的なスピードやポジショニング能力の巧みさを武器に昨季もプレミアリーグ30試合で10ゴール5アシストを記録するなど、2年連続でリーグ戦2桁ゴールを達成していた。

 しかし、チェルシーは今夏にブラジル代表FWジョアン・ペドロと、イングランド人FWリアム・デラップを補強。そのため、セネガル代表FWは今夏にミラン(イタリア1部)への移籍が決まったフランス代表FWクリストファー・エンクンクとともに売却候補筆頭になっている状況だった。