ジェイドン・サンチョ 写真:Getty Images

 トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)は、昨季のヨーロッパリーグ(EL)では優勝した一方で、プレミアリーグでは17位と低迷。今夏にアンジェ・ポステコグルー前監督を解任してトーマス・フランク新監督を招へいした。

 新体制ではプレミアリーグ開幕から2連勝と好調をキープしているトッテナムは、今夏に主将であった韓国代表FWソン・フンミンが退団。トッテナムは新たな左ウイングのトップレベルの選手を加えたいと考えているという。

 イギリス『トライバルフットボール』によれば、マンチェスター・シティ(イングランド1部)に所属するブラジル代表FWサビーニョの獲得交渉が難航しているなかで、トッテナムはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に在籍するイングランド代表MFジェイドン・サンチョを新たにリストアップしているという。

 今夏にチェルシー(イングランド1部)からユナイテッドにレンタルバックしたサンチョはローマ(イングランド1部)移籍の可能性が取り沙汰されたものの、頓挫。その理由としてサンチョの高額な年俸が理由だったとみられている。

 トッテナムは、サンチョがレアル・マドリード(スペイン1部)でプレーするイングランド代表MFジュード・ベリンガムのレベルに達するポテンシャルがあると考えているとのこと。ライプツィヒ(ドイツ1部)に所属するオランダ代表MFシャビ・シモンズの獲得に迫っているトッテナムだが、左ウイングの補強に漕ぎ着けることはできるのだろうか。