
鹿島アントラーズは天皇杯・準々決勝で町田ゼルビアに敗北。31日の明治安田J1リーグ・清水エスパルス戦ではより一層勝利が求められる中、MFターレス・ブレーネルが対戦相手の印象や自チームの現状に言及。本人は鹿島残留を望んでいるという。
ブラジル『VAVEL』は28日、ターレスの特集記事を掲載しているが、本人は清水戦を前に「我々も清水もゴールを目指して戦い続けるだろう。接戦になるはずだ。我々の守備陣の調子はとても良い。我々はリーグ戦直近4試合で負けていない。これは我々が安定している証拠だが、質の高い選手を擁する清水をリスペクトしている」とコメントしたという。
そのターレスは2025シーズンのJ1リーグ戦で3試合のスタメン出場にとどまっており、リーグ戦直近5試合は出番がない。それでも『VAVEL』で8月15日に掲載されたインタビュー記事によると、本人は「日本に残りたいと思っている」と、Jリーグでのプレーをポジティブに捉えている模様。
「人生で挑戦するときはいつも、勝利をつかむために全力を尽くしている。一番の目標はもちろん鹿島の力になることだけど、個人的にもここ鹿島で自分の歴史を刻みたい」などと、鹿島残留を望んでいることを明かしたというが、現時点では買い取りオプション行使の可能性は報じられていない。
ブラジルの名門フルミネンセの下部組織出身であり、これまでウクライナ、フィンランドを渡り歩いてきたターレス。FCルフ・リヴィウ(ウクライナ)から鹿島へ期限付き移籍中だが、「ウクライナでの戦争は自分のキャリアに影響を与えたが、今は日本のビッグクラブでプレーしているし、まだまだサッカー人生は長いと感じている」と気持ちは前向きだ。