ジェイミー・バーディ 写真:Getty Images

 スコティッシュ・プレミアシップのセルティックは今2025年夏の移籍市場で補強を急いでいるようだ。カザフスタンのカイラト・アルマトイとの今2025/26シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選で2試合ともスコアレスドローに終わり、最終的にPK戦(2-3)で敗退したことで、サポーターは新たなストライカーを求める声を強めていた。

 そんな中、今夏移籍市場を通じてセルティック行きが取り沙汰されていたのが、元イングランド代表FWジェイミー・バーディだ。レスター・シティ時代(2012-2025)にロジャーズ監督の下でプレーした実績を持つが、最終的に同選手の行き先はセリエAに昇格したクレモネーゼとなったようだ。

 スコットランドメディア『GlasgowWorld』の報道によると、クレモネーゼは近日中にバーディをフリートランスファーで迎える見通しと伝えた。同クラブは今シーズンのリーグ開幕戦アウェイの地でミランを2-1で下す番狂わせを演じており、勢いに乗るチームがさらに経験豊富なストライカーを加えることになる。

 バーディは昨2024/25シーズンのプレミアリーグで9ゴールを挙げ、レスターで通算500試合200ゴールを記録してクラブ史に残る存在となった。

 一方で、同メディアによると、今シーズンここまで無得点のセルティックFWアダム・イダには批判が集まっており、今夏の移籍市場終盤にEFLチャンピオンシップのスウォンジー・シティへ移籍する見込みとなった。セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は、その後釜としてデンマーク代表でベルギー1部に所属するFWカスパー・ドルベリの獲得を目指しているようだ。