ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が28日(現地時間27日)、ドジャー・スタジアムで行われた対シンシナティ・レッズ戦に先発投手として出場。攻守交代の際、“妙に慌てる”大谷の姿がネットで話題を呼んでいる。
■久しぶりの「勝利投手」の権利
先頭打者のフリードルにヒットを許したものの、2者連続三振などで初回をゼロに抑えた大谷。
3回には2番マルテにソロホームランを許したが、5回を投げきって被安打2(被本塁打1)、9奪三振と圧巻のピッチングでレッズ打線を沈黙させた。
■一息つきゆっくりベンチへ…
ネットで注目されたのは5回表、大谷が3アウトをとり、勝ち投手の権利を獲得した直後のシーン。
大谷はベンチに向けてゆっくり歩きつつ、額の汗を手でぬぐい「フゥ〜」と一息。久しぶりに5回を投げきった安堵感がその表情には溢れていた。
■突然慌てる大谷翔平
しかし、そのあと5回裏の攻撃は自身が先頭バッター。そのことに気づくと、大谷は急に慌てた様子でベンチに向け猛ダッシュしたのだった。
そのシーンについて、ABEMA解説者の岩村明憲氏は、「いまマウンド降りるシーンが映ってましたが、(こういう時は)ピッチングのことを(頭の中で)反省したいんですよね。でも『あ、やべぇ! 次俺じゃん!』って感じになって小走りしてましたね(笑)」と、大谷の思いを代弁。その上で「今日は素晴らしいピッチングでした」と絶賛していた。
■「人間味あって最高!」と反響
試合はドジャースが勝利を収め、大谷はエンゼルス時代以来となるの749日ぶりの勝利投手に。
ネットではその快投ぶりに「2年ぶりの勝利おめでとう!」「9奪三振のナイスピッチングでしたね!」「待ってたよ、おかえりなさい」と称賛の声が相次いでいる。
一方で、試合中に思わず慌ててしまったワンシーンについて「めっちゃ人間味あって最高!」「大谷さんも人間なんだなと気づく」「次から次へとタスクあるの顧客対応に追われてる時の俺みたい」と声が上がっていた。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)