1.底に着くであろう所から少しきつめにサミングし始める

2.着いたと同時にクラッチを即切る

3.ジグを早めに上げる

きつめにサミング

なぜきつめにサミングをするかというと、即底に着いたことを目感度、手感度で感じ取るためと、ジグを岩の隙間や、障害物の隙間などに、勢いよくジグを落とさないためです。根周りの餌釣りをやっていると分かると思いますが、たまに落としたオモリが、そのまま障害物などにハマり、根掛りなんてこともあります。

スロージギングで3.3kg良型マハタをキャッチ【石川・凪紗丸】好ゲストに大型キントキジギングの様子(提供:TSURINEWSライター荒木清)

ゆっくり、そっとジグを落とすことにより、魚にアピールするほか、すぐに岩などの感覚が伝わり、根を回避する確率が上がります。針の大・小なども変えても回避することが可能ですが、針掛かりが甘かったり、大型だと伸ばされることもあるため、注意が必要です。

着底からのクイックアクション

マハタはジグを追っかけ、口を使うことが多いため、着底すぐにクイックアクションを入れます。着底と同時に早めにワンピッチを入れることにより、ジグをキラキラとフラッシング効果と共に波動でマハタに気づいてもらうと共に、捕食のスイッチを入れるため、根掛りを避ける目的でもあります。

3.3kgマハタが浮上!

時間も中盤にはいり、底を重点的に狙います。着底→即ワンピッチ(3m)→スローピッチの繰り返しで5m上げてきます。すると、3m切ったところでジグに違和感。

この時、ジグを甘噛みしたのか、手元に「ガサガサ」と伝わってきたので、そのままスローピッチでアクションを入れていると「ズドンッ」と竿先が入り、即合わせを入れるとパワーのある暴れ方をします。

スロージギングで3.3kg良型マハタをキャッチ【石川・凪紗丸】好ゲストに大型キントキ良型マハタキャッチ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

ゴリ巻きをして根から外します。一気に真下に持っていくパワーはマハタと確信。慎重にやり取りして上がってきたのは、自己新記録の3.3kgの大型です。最高の1匹を手にできたことに、最高の感動を手に入れたのです。

Zさんにウッカリカサゴ