
プレミアリーグの今2025/26シーズン開幕戦でエバートンを1-0で下したリーズ・ユナイテッドは、その後の8月24日のアーセナル戦で0-5の大敗を喫した。さらに27日にはイングランド2部のシェフィールド・ウェンズデーにEFLカップで1-1の同点の末、PK戦(0-3)で敗退した。シーズン序盤からつまずきを見せるなか、さらなる悪材料がチームを襲っている。
UKメディア『Football FanCast』の報道によると、リーズのダニエル・ファルケ監督は、MFイーサン・アンパドゥとMF田中碧の2選手が数週間の離脱を余儀なくされたことを認めた。
そんな中、同国メディア『Caught Offside』によれば、リーズはマンチェスター・ユナイテッドに所属するMFコビー・メイヌーに強い関心を示しているという。
スカイスポーツの解説者マイケル・ドーソン氏は、同選手のボール保持時の落ち着きを「驚異的」と評している。
メイヌーにはかつて7000万ポンド(約139億円)の評価額が付けられており、リーズはレンタルでの獲得を検討中だ。ただし、降格争いが見込まれるチーム状況を考えれば、同選手が移籍に応じるかは不透明とも伝えられている。
また、ユナイテッドとリーズのライバル関係を踏まえると、この移籍は現実味に欠けるとの声もあるようだ。
20歳のメイヌーは、今シーズンリーグ開幕2試合では、出場機会がなかったもののイングランド代表で10キャップを重ねており、若くしてその潜在能力は高い評価を得てきた。
一方で田中についてファルケ監督は「内側側副靭帯の負傷で、代表戦の中断期間前には復帰できない。アンパドゥとほぼ同じ種類のケガだ」と説明しており、同じポジションの主力2人を同時に欠く事態となった。こうした状況を受け、クラブは新たな中盤の補強に動いているようだ。