「結婚は2人だけのものではない」とはよく言われますが、それを実感する場面のひとつが義父母との関係ではないでしょうか。

血の繋がらない家族として、新たな人間関係を築く過程では、文化や価値観、距離感の違いが浮き彫りになることも少なくありません。そしてその違いのせいなのか、単なるわがままなのか、義父母の言動にほとほと困った経験がある人もいるでしょう。

そこでSirabee取材班は、義父母の困った言動を聞いてみました。

■孫差別がひどい

「義父母の孫差別がひどい。義兄夫婦のところの子供はめっちゃ可愛がるのに、うちの息子はそんなに…というか全然かわいがらない。

別に特別にしてほしいわけじゃないけど、義兄のところにだけ入学祝いを渡すとか、あからさま差別するのは心理的にしんどいし、そのうちいとこ同士で揉めそうで嫌だ」(30代・女性)

■タクシー代わりに利用してくる

「『土曜日に買い物に行きたいから車出して』『明日病院行くから○時に車よろしく』と、何かとタクシー代わりに利用してくる。今は産後で育休中だけど全然育休になってない。私にも私なりの予定があるのに…。

旦那に言っても『母さんは、車運転できないからなー』って…。コレ絶対違うよね?」(20代・女性)

■お金をせびってくる

「いつも『年金が少なくて生活できない』って金欠アピールして何かとお金をせびってくる。

さすがに最近は旦那も『いい加減にしろ! こっちにも生活があるんだ!』ってキレているけど、それでも『育ててやったのにその言い方はなんだ! 私が飢え死にしてもいいのか!』って逆ギレしてくる。見ている限り、十分私たちよりも贅沢な暮らしをしているのに」(30代・女性)

ときに義父母の言動がストレスとなり、心身が疲弊し、関係をこじらせることもあるでしょう。大切なのは、相手の立場や背景を理解しつつ、自分の気持ちをきちんと伝える対話の姿勢です。

家族という最も身近な他者との関係性を見直すことは、個人の心の平和にも繋がっていくのではないでしょうか。

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(取材・文/Sirabee 編集部・   美佳