食べ物はできるだけ、残さないようにしたほうがいいと言われている。そして実際に多くの人が、食べ残しに気をつけているようだ。
■約9割「食べ残しに気をつけている」
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女669名を対象に調査を実施したところ、「食べ残しがないように気をつけている」と答えた人は91.3%だった。

とても多くの人が、食べ物を無駄にしないことを強く意識していることがわかる。
■食べ残しに罪悪感
食べ残しにはきをつけている40代男性は、「私は子どもの頃から『食べ物は粗末にしてはいけない』と親から教えられて育ったので、食べ残しは罪悪感に感じます。少し多いと感じても、食べ切るように心がけています。残さないように考えて、オーダーすることが大切ですね」と話す。
続けて、「友人との食事でも、残すことは申し訳ないと感じてしまいます。料理を作ってくれた人の手間や食材のことを考えると、残してはいけないと考えるようになりました。食べ物への感謝を忘れず、残さずに食事を楽しみたいですね」とも話していた。
■友達が頼みすぎた
友達が頼みすぎたせいで食べ残してしまった20代男性は、「友達と外食したときに、みんなで勢いよく頼みすぎて食べきれなかったことがありました。後から、残してしまっていいのかなと後悔したのを覚えています。友達も、もう少し注文前に考えてほしかったと思いましたね」と後悔を語る。
さらには、「やはり食べ物を残すのはもったいないと感じますし、最終的には罪悪感も残ります。みんなで集まって雰囲気は楽しかったのですが、自分ももっと友達に『頼みすぎ』など言って止めればよかったと反省しています」と後悔していた。
■できるだけお皿をきれいにして
Xでは、「できるだけお皿は綺麗に返したいし、食べ残しなんてしたくない」「アホみたいな頼み方をして残すやつは嫌いです」など食べ残しに批判的な意見があった。
しかし一方では、「数年ぶりに飲食店で食べ残しをしてしまった…」「食べ残ししてしまったの申し訳なくてお腹痛くなってきた」と仕方なく食べ残してしまった人もいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年7月27日~2025年7月31日調査対象:全国10代~60代の男女669名