夏休みが終わり、子供たちも新学期が始まる時期に。
以前、『5時に夢中!』(TOKYO MX)にて小学生が訴えた「大人にされて嫌なこと」に、タレントのマツコ・デラックスさんが感心。子供への接し方について多くの反響を呼びました。
■「最近どう?」って聞かないで
話題になったのは、2022年7月25日の放送で、子供たちを対象に「大人にされて嫌なことは何ですか?」という街頭インタビューの一幕。
当時10歳だったある女子小学生は「『最近どう?』って聞かないでほしいです」「楽しんでほしいなっていう気持ちは分かるけど、何でそんなことを聞いてくるんだろう? って思っちゃう」とコメント。
「『学校頑張ってね』ぐらいがいいかな」とも話し、彼女は親を心配させないよう「最近どう?」と聞かれたら「楽しいよ」とだけ答えるそう。
「お母さんたちが心配したら学校に電話がかかってくるっていう…。その後が、ちょっと面倒くさいなって思って」とも明かしました。
■マツコ感心「本当に的を射ている」
子供たちの本音に、「嫌なんだ…」「もっと良い聞き方だったら良いんですかね?」と戸惑う共演者も。
一方でマツコさんは「私はもう、びっくりするぐらい子供たちと同じです」と感心。
「さっきの彼女が言ってたことは本当に的を射ていると思うけど。要は、それで言ったことでまた勝手にババアが行動したときに、フォローするのこっちなんですけど! っていうさ。余計なこと言わないでくれます? っていう話じゃん」と、子供側の心情を推察しました。
■約6割「最近どう?」に困った経験
ちなみに、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女691名を対象に行った意識調査でも、全体で64.7%が「『最近どう』と聞かれ返答に困った経験がある」と回答していました。

編集部内でも「会話に困ったときに、つい『最近どう?』って聞いてしまう」という話が出たことが。
聞かれた側は困っている一方で、聞いている側は場をつなぐためであったり、大した意味がない場合も多いのかもしれません。