フェルミン・ロペス 写真:Getty Images

 昨季から指揮を指揮するエンツォ・マレスカ監督のもとでプレミアリーグでは4位フィニッシュとなったチェルシー(イングランド1部)だが、カンファレンスリーグでは優勝。さらに、今夏に開催されたクラブ・ワールドカップでも優勝を果たしている。

 そして、今季は開幕戦で日本代表MF鎌田大地が欠場したクリスタル・パレス戦ではスコアレスドロー。しかし、続くウェストハム・ユナイテッド戦では先制される展開となったものの、攻撃陣が爆発して終わってみれば、5-1の快勝を収めた。

 そして、イギリス『アスレティック』によれば、チェルシーはバルセロナ(スペイン1部)に所属するスペイン代表MFフェルミン・ロペスの獲得を検討している模様。バルセロナとの直接的なコンタクトをしていないものの、すでに選手陣営とは話しているようだ。

 2016年にバルセロナの下部組織へ加わったフェルミンは、2023年8月にトップチームデビュー。2列目からの積極な飛び出しやパンチのあるミドルシュートを武器に昨季は公式戦46試合に出場して8ゴール10アシストと飛躍したシーズンを送った。

 近年の移籍市場で大幅な刷新を繰り返しているチェルシーは、今夏も攻撃的MFのフランス代表MFクリストファー・エンクンクらに退団の可能性が浮上しており、その際のオプションを確保したいと考えている模様。一方で、バルセロナはこのポジションに豊富な選手層を抱えていることでこの動きを見せたようだ。