
日本サッカー協会(JFA)は8月26日、10月14日に東京スタジアム(味の素スタジアム)で日本代表対ブラジル代表を開催すると公式発表。FWネイマール(サントス)とMF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF三笘薫(ブライトン)、MF堂安律(アイントラハト・フランクフルト)らの直接対決を期待する声が高まる中、韓国では森保一監督の一部発言を揶揄する論調が沸き起こっている。
韓国『OSEN』は27日、日本とブラジルのマッチメイクを受けて「森保監督の『勝利を目指す』という発言は、日本の傲慢さや過信を象徴している」と指摘。「確かに日本はFIFAランキング17位とアジアで最も強い代表チームだ。北中米W杯での優勝を目標としている」と前置きしつつも、「ブラジルはFIFAランキング5位だ。どのポジションにもワールドクラスの選手が揃っている。日本がブラジルに勝てるという自信はどこから来るのか理解できない」と、皮肉を交えながら森保監督の一部コメントに疑問を投げかけている。
一方、森保監督はブラジル戦開催決定を受けて、「ブラジル代表と対戦できるキリンチャレンジカップを開催することに尽力くださった JFA 関係者の方々、そしてステークホルダーの皆さまに心から感謝申し上げます。嬉しさと同時に身が引き締まる思いです。世界トップ基準の戦いの中でチーム強化を進めていくためにも非常に重要な機会になることは間違いありません」とコメント。
「ブラジル代表は誰もがイメージできるように全ての選手が全ての分野においてクオリティが高く、また高強度の中でも自分たちがやりたいプレーを確実に行えるしたたかさを兼ね備えている、言わずもがなトップレベルの対戦相手となると思います」と対戦相手の印象を語った上で、「我々日本代表はこういったトップオブトップの相手に対しても全力で勝利を目指します」と、日本のサッカーファン等に対して勝利を目指す姿勢を約束している。