
プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは今2025年夏の移籍市場で積極的に動き、複数の攻撃的選手を獲得して陣容を刷新している。FWマテウス・クーニャ、FWブライアン・ムベウモ、FWベンヤミン・シェシュコを迎え入れ、攻撃の選択肢を増やしたことがクラブの方針を示している。
その一方で、クラブに所属の週給3千万円を受け取るFWアントニーについては構想外とされ、オールド・トラッフォードに将来はないと明言されたとUKメディア『GiveMeSport』が伝えた。
アントニーは今2025/26シーズンに向けたプレシーズン遠征に帯同せず、トップチーム練習にも参加していない。昨2024/25シーズン後半はラ・リーガのレアル・ベティスへ期限付き移籍し、26試合で9ゴール5アシストを記録し、UEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグ決勝進出に貢献したが、ユナイテッドは復帰後の起用を考えていないようだ。
同報道によると、ベティスは今夏を通じて同選手の獲得に向けた交渉を続け、来2026年の買い取り義務を伴う再レンタルの形で話し合いが進められていたとのことだ。
夏の移籍市場の閉幕まで残り6日となった段階で、両クラブは原則合意に達したと伝えられており、取引は最終段階に入ったようだ。
ユナイテッドは今後、選手の放出が中心となる見通しのようだ。チェルシーが関心を寄せるFWアレハンドロ・ガルナチョの退団が予想されるほか、FWジェイドン・サンチョもルベン・アモリム監督のプランには含まれていないとのことだ。