
MF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF三笘薫(ブライトン)、MF堂安律(アイントラハト・フランクフルト)らを擁する日本代表は、FIFAワールドカップ北中米大会を1年後に控えるなか、9月の国際親善試合でアメリカ代表、メキシコ代表と対戦。10月にはFWネイマール擁するブラジル代表とのマッチメイクが決定的とみられるなど、強豪国との対戦が目白押しだ。しかし、日本サッカー協会(JFA)の一部スポンサーからは、W杯本大会をより意識したマッチメイクを求める声が挙がっている。
テレビ静岡の公式YouTubeチャンネルで25日に公開された『サカろう』では、JFAのスポンサーであるホテル業界大手『アパグループ』の元谷一志社長兼最高経営責任者(CEO)や、元Jリーガーの松原良香氏らが出演。話題が日本代表の試合日程に及ぶと、松原氏は「(一番試すべきことは)コンディション。アウェイでメキシコやアメリカと対戦できるのは最高」と、9月の北中米遠征を歓迎。10月に控えているパラグアイ戦については「今までの日本代表の苦手な相手。ボールを相手が持って、自分たちがカウンター(で相手を苦しめる)。そのシチュエーションを持ちながら戦ってほしい」と前向きに捉えている。
ただ一方で、元谷氏は「もちろん強豪国と強度の高さでは良いが、他の国、例えばアフリカとか。そういった国ともホームで対戦できれば。私は呼んでほしいと思う」とコメント。W杯本大会のグループステージで、コートジボワール代表やカメルーン代表といったアフリカの強豪国と対戦する可能性もあるだけに、日本代表のマッチメイクに注文を付けている。
日本代表は現在、FIFAランキングで17位。ポット1入り内定の開催国アメリカ、メキシコ、カナダがいずれも2桁順位であることなどを踏まえると、北中米W杯グループステージの組み合わせに関わるポット分けで、ポット2入りの目安はランキング23位以上10位以下とみられる。