23日放送の『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、徳光和夫が22日の試合で復帰後初ホームランを放った読売ジャイアンツ・岡本和真について語った。

■岡本が復帰後初ホームラン

番組では22日の読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズ戦を取り上げる。岡本が怪我から復帰後初となるホームラン、リチャードもスリーランを放ったことが紹介された。

徳光は「僕は岡本に良い影響を与えるのはリチャードだと思う。彼のホームランは、岡本に勝るとも劣らない。右中間の最深部に入れましたからね」とリチャードを大絶賛。

また、岡本にも「良いなと思ったのは、左中間に打ち込んだっていうことでありますね」と語った。

■インタビューがそっけない

さらに徳光は「ただ、リチャードも岡本も、お立ち台に乗ったときのインタビューがそっけないなと、いつも思う」と指摘する。

続けて「アナウンサーの質問がずいぶん長いわけですよ。『待望のホームランになりまして、『どんなお気持ちですか? ファンの皆さんに一言』というと、『ファンの皆さん、ありがとうございます』って(選手も返す)」と語る。

「いや、ちょっとこういうところで苦労もしたんだけれども、みなさんの声援がホームランを打たせてくれたみたいなことをさ、パ・リーグの選手は言うんだけど。岡本が一番苦手なのは、人に媚びることなんですよ」と持論を展開した。

■「そっけなさが真実」

岡本のインタビューについて徳光は「これをどうも貫き通したいらしいんでね。自分の正直な気持ちを、1番正直な答え方なんですよ、岡本は。決してこれは心がこもっていないわけではない」と指摘。

続けて「そっけないんだよね。そっけなさが岡本の真実だと思ってください。ただ、リチャードの入団は大きいね」と語っていた。

■岡本は完全復活

岡本は23日の試合でも2本のホームランを放ち、8年連続2桁ホームランを記録。完全復活でジャイアンツに勢いをもたらせている。

また、今季福岡ソフトバンクホークスから移籍したリチャードも、24日の試合でキャリアハイとなる東京ドームの看板に直撃する8号ホームランを放った。

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治