
8月24日に行われたプレミアリーグ第2節でアーセナルはリーズ・ユナイテッドに5-0で大勝した。DFユリエン・ティンバーが先制点を挙げると、FWブカヨ・サカも今2025/26シーズン初ゴールを決めた。角度のない位置から放たれたシュートはゴール右上に突き刺さり、ホームサポーターを沸かせた。
しかし後半早々、サカはスプリント直後に太ももの裏を押さえて立ち止まり、そのまま交代を余儀なくされた。ピッチを退く際には険しい表情を見せ、試合後にミケル・アルテタ監督は「自ら交代を求めたのは良い兆候ではない」と語ったことをUKメディア『Sports Mole』が伝えた。同報道によればサカはハムストリングを痛めており、最長で4週間の離脱となる見込みで、最大6試合を欠場する可能性があるようだ。
欠場する試合のリーグ戦は、9月1日のリバプールとのアウェィ戦、13日のノッティンガム・フォレスト戦、22日のマンチェスター・シティ戦、29日のニューカッスル・ユナイテッド戦が含まれる見通しだ。
また、イングランド代表としてのFIFAワールドカップ(W杯)欧州予選のアンドラ戦とセルビア戦も含まれている。今回のサカが負った負傷箇所は昨2024/25シーズンに重度の肉離れを負った部位とは反対の脚とされており、気になるところだ。
一方でアーセナルのキャプテンのMFマルティン・ウーデゴールは、リーズ戦前半で肩を痛めたが、リバプール戦の欠場は未確定とされている。試合後には腕をスリングで固定してスタジアムを後にし、翌日に予定されていたサイン会も延期となったが、現時点では遠征から外れると決まったわけではないようだ。
サカ不在時の右サイドには、FWノニ・マドゥエケが第一候補に挙げられている。元チェルシーのマドゥエケは左サイドでの起用が多いが、同ポジションにはMFエベレチ・エゼ、FWガブリエウ・マルティネッリ、MFレアンドロ・トロサールも控えており、選手層は豊富だ。