
3年連続でプレミアリーグで2位に終わっているアーセナル(イングランド1部)は、開幕戦でマンチェスター・ユナイテッド(同1部)を撃破。第2節では日本代表MF田中碧が在籍するリーズ・ユナイテッド(同1部)を新加入のスウェーデン代表DFヴィクトル・ギョケレスの移籍後初ゴールなどで粉砕した。
そのアーセナルは今夏に長期離脱中だった日本代表DF冨安健洋と双方合意のもとで契約解除。一方で、バレンシア(スペイン1部)からU-21スペイン代表DFクリスティアン・モスケラを推定移籍金1500万ユーロ(約25億8000万円)で獲得している。
そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アーセナルはレバークーゼン(ドイツ1部)に所属するエクアドル代表DFピエロ・インカピエ(23)の獲得に興味を持っているようだ。
アーセナルは6000万ユーロ(約103億4000万円)の契約解除金が存在するとみられているインカピエが今夏の退団決意を受けて、レバークーゼンに公式なアプローチを行った模様。ただ、アーセナルはポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルやウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコの去就に左右されていることから公式オファーは提示していないようだ。
一方で、今夏に日本代表DF高井幸大を獲得したトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)も獲得に動き出しており、買い取り義務が発生するレンタルでのオファーをレバークーゼンに提示しているとのこと。インカピエを巡る場外ノース・ロンドン・ダービーはどのような結末が待ち受けているのだろうか。