
浦和レッズ所属のブラジル人FWチアゴ・サンタナは、8月23日開催の柏レイソル戦で試合後、アウェイゴール裏のサポーターの目の前でエキサイトしたことで話題に。浦和が元スウェーデン代表FWイサーク・キーセ・テリンを獲得したことにより、出場機会の減少も予想される中、ブラジル人ストライカーのSNSアカウントに注目が集まっている。
柏戦後の騒動について、試合翌日にインスタグラムのストーリーで状況説明していたサンタナだが、25日正午までにプロフィールのアイコンを「TS」と金色の文字で記されたイラストに変更。くわえて、浦和公式インスタグラムアカウントをフォローしていない。
サンタナのSNSを巡る騒動は2025年5月にも発生したが、柏戦後の出来事を受けて、インスタグラムアカウントにおける変化を巡る議論が白熱。テリンが加入した直後であるだけに、サンタナの浦和退団を予想する声が上がっている。
現在32歳のサンタナは、清水エスパルス移籍1年目の2021シーズンから2年続けてJ1リーグで2桁ゴールをマークするなど、浦和移籍前までは持ち前の決定力をいかんなく発揮していた。しかし、清水から浦和へ完全移籍して以降は目立った結果を残せてない。
2025シーズンもJ1リーグ戦で開幕から9試合スタメン出場し3ゴールを挙げたが、その後はグロインペイン症候群の発症により戦線離脱。5月28日のJ1第22節セレッソ大阪戦で復帰したが、C大阪戦以降はスタメン出場1試合、途中出場7試合で1ゴール。柏戦でもノーゴールに終わっていた。
浦和の外国籍選手では、MFマテウス・サヴィオ、MFサミュエル・グスタフソン、DFダニーロ・ボザ、DFマリウス・ホイブラーテンがいずれも主力選手として活躍。FIFAワールドカップ出場の実績を持つテリンがベンチに入るとなれば、必然的にサンタナがメンバー外となるだけに、厳しい立場に置かれる可能性が高いことは確かだ。