これから日本社会に外国人がさらに増えれば彼らとの習慣や文化の違いから、さらに顧客とのトラブルが増える事も予想されます。

スーパーのレジの行列に割り込みをしたり、飛行機の搭乗の順番を守らないといった行為は、習慣や文化の違いから生まれている側面もあります。

日本の文化や風習を理解してもらうように努めるとともに、自国の異なる価値観を強引に持ち込もうとする人たちに対しては毅然とした対応をしていく必要があります。

いずれにしても顧客の要求に何でも対応しようとする「お客様は神様」の時代はもう終わりました。

利用者が商品やサービスを提供する企業を選ぶだけではなく、企業側も自分たちが求める優良な顧客だけを囲い込み、不利益な顧客を選別していく環境に変わりました。

利用者は過剰なお客様意識を捨てて、フラットな関係を意識して行動すべきでしょう。

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編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年8月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。