子供の頃に、どうしても食べられなかった食べ物はなかっただろうか。そんな苦手な食べ物でも、なぜか大人になると食べられるようになったという人もいるから不思議なもので…。
■約8割「子供の頃には苦手なものが…」
Sirabee編集部が全国の10代から60代の男女669名を対象に調査を実施したところ、「子供の頃に苦手だったが、今は食べられるものがある」と答えた人は全体の83.9%だった。

年齢を重ねることによって食の好みも変化し、苦手だったものを克服できるようになる場合もあるようだ。
■ピーマンとコーヒーを克服
ピーマンを克服した40代男性は、「小さい頃はピーマンが大嫌いで、給食に出るたびに無理やり食べていました。しかし社会人になって居酒屋で食べた肉詰めピーマンが、おいしくて驚いたんです。それから自分でも調理してみるようになり、今ではむしろ好物になっています」と語る。
コーヒーも飲めるようになったようで、「コーヒーも昔は苦くて飲めませんでしたが、仕事の合間に同僚と飲むようになってから好きになりました。最初は砂糖とミルクをたっぷり入れていましたが、だんだんブラックでもおいしいと感じられるようになったんです。今では、毎日の楽しみになっています」と続けた。
■大人になっても無理
セロリがずっと苦手な20代女性は、「私は子供の頃からセロリがどうしても苦手で、大人になった今も口にできません。匂いが強くて、料理に少しでも入っていると食欲がなくなるんです。周りの人からは『大人になったら慣れるよ』と言われましたが、結局ずっと苦手なままで…」と述べた。
納豆も同じように苦手なままで、「納豆も同じで、健康にいいとわかっていても匂いや粘り気が受け付けられません。家族はみんな好きなので食卓に出るのですが、自分だけは絶対に食べないんです。どうがんばっても、克服できなくて…」とも話していた。