
オランダ1部NECナイメヘン所属FW小川航基は2026年にFIFAワールドカップ北中米大会を控えるなか、日本代表でのポジション争いに自信を覗かせている模様。フェイエノールト所属FW上田綺世よりも優れたストライカ-だと主張しているようだ。
オランダ『forza nec』で8月24日に掲載されたインタビュー記事によると、小川はシーズン開幕前の時点ではFW塩貝健人の控え要員と目されていたものの、リーグ開幕戦で2ゴールを奪ったことにより、立場が一変。塩貝らとのポジション争いで優位に立っているが、本人は「試合ごとに誰がベストな選択肢なのか分かるだろうが、ゴール前では僕がベストだ」と豪語したという。
また、同選手は日本代表のストライカ-陣におけるポジション争いにも言及。オランダ1部リーグ開幕から2試合つづけてゴールを奪っている上田、セルティックでゴールを量産しているFW前田大然、それに2024/25シーズンにブンデスリーガなど公式戦で2桁ゴールを挙げたFW町野修斗(現ボルシアMG)とライバルは多いが、それでも「日本代表では自分が最高のストライカーだと常に信じている。決定権は僕ではなく、森保監督にあるけどね」と、絶対的ストライカ-としての立場をアピールしたという。
小川は欧州挑戦1年目にオランダ1部リーグ戦で11ゴールを奪うと、2024/25シーズンも24試合の出場で7ゴールをマーク。ナイメヘンでの好成績が評価され、コンスタントに日本代表のメンバーに名を連ねているだけに、2025年9月の国際親善試合(対アメリカ代表、メキシコ代表)でも招集が濃厚だ。
そんな小川には先日、ブラジル移籍の可能性が報じられていたが、本人はリーグ開幕戦後のインタビューで「ブラジルのサッカーは、僕のプレースタイルにマッチしない。今はナイメヘンでのプレーに集中しており、移籍については考えていない」と完全否定。一方で、「今季たくさんゴールを決めれたら、ビッグクラブが僕に興味を持ってくれるかもしれない。ビッグクラブでプレーするチャンスを得られるかもしれない」と、ステップアップ移籍への意欲を覗かせている。