
FC東京、ベガルタ仙台、ヴィッセル神戸、横浜FC在籍歴のあるMF三田啓貴は現在、ナコーンラーチャシーマーFCでプレー。神戸時代にはアンドレス・イニエスタ氏に背番号「8」を譲ったことで話題を呼んでいたが、今度はスペイン代表のレジェンドに対するSNS投稿で注目を集めている。
三田は2024/25シーズン限りでポルトガル2部UDオリヴェイレンセを退団し、ナコーンラーチャシーマーFCへ加入。タイ1部リーグ開幕戦で早速スタメン出場すると、8月22日開催の第2節ラヨーン戦ではキャプテンマークを巻いてフル出場。0-1で迎えた16分にヘディングシュートから移籍後初ゴールを挙げるなど、チームの勝利に貢献した。
試合後、三田はインスタグラムを更新。ラヨーン戦でプレーする自身の姿をアップした上で、「+3 コラートにきて初勝利」と日本語で綴ったほか、「 コラートでの初ゴールと初勝利!僕たちを応援してくれたすべての人々に感謝している」とタイ語で投稿している。
この投稿に、イニエスタ氏は「友よ!!」とメッセージを送ったが、これに三田は「師匠、タイに来てください」と懇願。タイメディア『ボールタイ』が両者のやり取りの内容を報じるなど、現地で反響を呼んでいる。
現在34歳の三田は、FC東京の下部組織出身。明治大学を経て、2012年にFC東京へトップチーム加入すると、同クラブで4年間プレー。その後は仙台、神戸と渡り歩き、2019シーズン途中でFC東京へ復帰しているが、神戸在籍時はMFアンドレス・イニエスタとFWダビド・ビジャに背番号を譲った。
2022シーズン終了後にFC東京から横浜FCへ移籍した三田だが、加入1年目こそJ1リーグ戦31試合でピッチに立ったが、2024シーズンはJ2リーグ戦12試合の出場に。同シーズン限りで契約満了により退団し、UDオリヴェイレンセへ移籍したが、ポルトガル2部リーグ戦でも6試合の出場に終わっていた。新天地のタイで好スタートを切った三田だが、果たしてイニエスタと再会する機会は訪れるのだろうか。