バンジャマン・パバール 写真:Getty Images

 インテル(イタリア1部)は昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に敗戦。セリエAでも2位に終わると、コッパ・イタリアでも準決勝でミラン(イタリア1部)に敗れて最終的に無冠に終わった。

 そのインテルではフランス代表DFバンジャマン・パバールにガラタサライ(トルコ1部)などからの関心が浮上しており、今夏退団の可能性が浮上。同選手の去就の有無に関わらず、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、新たにセンターバックの補強に動く可能性があるという。

 インテルはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属する韓国代表DFキム・ミンジェの獲得に興味を持っている模様。同選手は昨季、バイエルンのマイスターシャーレ奪還に貢献したが、今夏の放出候補に挙げられている。

 なお、インテルはパバールが残留した場合はキム・ミンジェよりも、その同僚であるフランス代表DFダヨ・ウパメカノとの契約を優先する模様。同選手はバイエルンとの契約が来夏に満了となることから、韓国代表DFよりも安価なオプションのようだ。

 クラブのスクデット獲得などに導いたシモーネ・インザーギ監督が退任して、OBであるクリスティアン・キブ監督を招へいしたインテル。26日に開幕戦でトリノ(イタリア1部)と対戦するなかで、アタランタ(同1部)でプレーするナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンの獲得は失敗に終わったものの、どのような動きをみせるのだろうか。