
名古屋グランパスは8月23日に行われた明治安田J1リーグ第27節で、川崎フロンターレに3-4と敗北。長谷川健太監督の解任論が沸く一方、ブラジル2部ポンチ・プレッタからMFレオ・オリヴェイラを獲得する可能性が報じられている。
現在29歳のオリヴェイラは、身長186センチで右利きのセントラルミッドフィルダー。ブラジル国内の複数クラブでプレーしていたほか、2023年夏から1年半にわたりハポエル・ラマト・ガン・ギヴァタイムFC、ハポエル・クファル・サバFCとイスラエル国内クラブを渡り歩いていた。
ポンチ・プレッタには2025年1月から在籍しているが、サンパウロ州選手権では10試合でスタメン出場。しかし、4月開幕のブラジル3部リーグでは、13試合に出場も先発はわずか3試合と、序列低下が顕著だ。
ブラジル人ジャーナリストのルーカス氏は8月23日に「名古屋がオリヴェイラ獲得に向けてオファーを提示」とリポート。2026年なかばまでの期限付き移籍による獲得を目指しているというが、Jリーグの第2登録期間は20日に終了。期限付き移籍での獲得は不可能だが、オリヴェイラがポンチ・プレッタと契約解除で合意した場合は、追加登録期限の最終日である9月12日まで獲得可能だ。
名古屋は2025年夏の移籍ウィンドウで、KVコルトレイクから元日本代表DF藤井陽也を再び迎え入れたほか、東京ヴェルディからFW木村勇大を完全移籍により獲得。フルミネンセより期限付き移籍加入のFWレレは、FIFA(国際サッカー連盟)の規定により、公式戦でのプレーが不可。すでにブラジル2部アトレチコ・ゴイアニエンセが同選手の獲得を公式発表している。