ファストフードは手軽でおいしい反面、健康面を気にして控える人も少なくない。世代や価値観によって、ファストフード店に足を運ぶ頻度は変わるだろう。
■約7割「ファストフードが好き」
Sirabee編集部では、全国の10代〜60代の男女669名を対象に調査を実施したところ、「ファストフードをよく食べる」と答えた人は全体で69.1%だった。

ファストフードを好んで食べる人が7割近くおり、多くの人から愛されていることがわかる。
■若い人は好きだけど…
性年代別で見ると、男女ともに年代が低くなるほどに高い割合になっている。若い人は、ファストフードが好きなようだ。

しかし年齢を重ねると食の好みが変わるのか、だんだんと割合が少なくなっているのも特徴的である。
■ジャンキーな味が好き
よく利用する20代男性は、「仕事帰りに小腹が空いたときには、ついファストフードに寄ってしまうんです。値段も手頃で、新商品が出るとつい試したくなります。あまり食べ過ぎるのはよくないと思うのですが、あのジャンキーな味が欲しくなる日があるんです」と述べた。
続けて、「急いでいるときにも、やはりファストフードは便利です。待ち時間も少なくすぐに食べられるので、仕事の昼休憩でも利用するときがあります。健康のことを考えると罪悪感もありますが、それ以上に『おいしいから食べたい』の気持ちが勝るんですよね」とも話していた。
■年齢を重ねて無理に
年齢を重ねてあまり食べなくなった40代女性は、「若い頃はファストフードをよく食べていましたが、年齢を重ねると重く感じるようになってきたんですよね。それに健康を意識するようになり、今はできるだけ控えています。おいしいとは思うのですが、脂っこさに体がついていかない感じです」と語る。
さらには、「できるだけ自炊を心がけるようになっているので、ファストフードからは自然に離れていった感じですね。野菜を意識的に摂りたいと思うので、どうしても選択肢から外れてしまって…。若い頃は、こんな日が来るとは思っていませんでした」と続けた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年7月27日~2025年7月31日調査対象:全国10代~60代の男女669名