手口が巧妙化し、クレジットカードを不正利用されてしまう被害が増えています。
お笑いコンビ・たんぽぽの川村エミコさんも被害に遭った一人で、カード情報を抜き取られてしまった実体験を明かしました。
■「同じ靴を12足」カード会社から連絡
6月6日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)で川村さんは、「突然カード会社から電話があって、『同じ白い靴を12足買いましたか?』と聞かれて、それが結局詐欺だった」と、カード会社からの連絡で被害が発覚したと告白。
そして、「私がカード番号を入れてしまっていた」と、巧みにカード情報を入力させられていたことが判明したといいます。
■恐ろしい手口にスタジオ恐怖
川村さんは、通販サイトを装ったサイトからメールで「“引き落とされません”って言われて、引き落とされないのは困ると思って、カード番号を入れたら…」「そしたら『無効です』って言われて、もう一枚のカードも入れちゃって…」と、カード情報を入力してしまったそう。
番組に出演した、詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリストの多田文明さんは、「川村さんのケースもそうですけど、皆さんネットで買い物をするので、そういうところに色んな詐欺が潜んでいる可能性がある」と指摘。
決して他人事ではない事案に、スタジオでも驚く声が上がりました。
■「カードの枚数を見直す」ことも大切
多田さんは対策として「必要以上に複数枚カードを持たない」「毎月のカード明細を必ず確認する」ことも大切だと解説。
そこで、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女691名を対象に「所持しているクレジットカードの枚数(デビットカードも含む)」について調査したところ、以下の結果に。
《持っているクレジットカードの枚数》
・1~2枚:57.6% ・3~4枚:25.8% ・5枚以上:6.7% ・クレジットカードを持っていない:9.9%
およそ2割が3~4枚のカードを使い分けているほか、5枚以上のカードを所持している人も一定数いるようです。
■不正利用被害のやす子は…
クレジットカードの不正利用被害に遭ったタレントのやす子さんも、今年6月17日公開の三宅健さんのYouTube動画にて、かつて会社の分も含めてカードを計9枚所持していたと話し、話題に。
断れない性格が災いし、勧誘されるがままに契約して増えてしまったそうで、被害をきっかけに反省。カード明細の確認を視聴者に呼びかけていました。
大切な財産を守るため、あまり使っていないカードの契約を見直したり、カード明細は必ず確認するよう心がけたいですね。
この記事は2025年6月10日に公開された記事を編集して再掲載しています。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年8月8日~2025年8月13日 調査対象:全国10代~60代の男女691名 (有効回答数)