
かつてアルビレックス新潟や浦和レッズに在籍していたブラジル人FWラファエル・シルバが、2024シーズン終了後につづき、2025年夏も移籍する模様。2024年に「3秒」という世界最速退場の不名誉な記録を打ち立てたアタッカーの去就に注目が集まっている。
現在33歳のシルバは、2024シーズン限りでブラジル1部クルゼイロを退団すると、争奪戦の末、2025年2月にミラソウFCへ加入。新天地での活躍が期待されていたが、ここまでコンディション不良や出場停止処分により、ブラジル1部リーグ戦全試合でベンチ外となっている。
ブラジル『O TEMPO』が8月22日に伝えたところによると、同国2部で16位に沈むアメリカMGがシルバの獲得に迫っているとのこと。「シルバ本人は25日に現地入りして、メディカルチェックを受ける予定。問題が無ければ、2025年末までの短期契約を結ぶ」と伝えている。
シルバはかつて2014年8月から2016シーズンまで新潟に在籍。J1リーグ戦47試合の出場で19ゴールと結果を残すと、2017シーズンは浦和でプレー。リーグ戦で2桁ゴールを挙げたほか、AFCチャンピオンズリーグの優勝にも貢献した。
1シーズンで浦和を退団した後は、中国の武漢やクルゼイロ、韓国1部・全北現代でプレー。2023年末にクルゼイロへ復帰したが、2024シーズンはブラジル1部リーグ開幕戦から9試合続けてスタメン出場した後、ハムストリング負傷等により長期離脱。復帰初戦で試合開始3秒後、ボールとは関係ないところで相手選手に肘打ちし、レッドカードを貰ったことで注目を浴びていた。