モーガン・ロジャーズ 写真:Getty Images

 トッテナム(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグで17位に終わったものの、ヨーロッパリーグ(EL)を制覇。今夏に退任したアンジェ・ポステコグルー前監督の後任としてトーマス・フランク新監督のもとで新シーズンに臨んでいる。

 そんなトッテナムだが、イングランド代表MFジェームズ・マディソンがプレシーズンマッチで長期離脱。その穴を埋めるべく、クリスタル・パレス(イングランド1部)でプレーするイングランド代表MFエベレチ・エゼの獲得を目指していた。

 その獲得実現に向けてトッテナムはエゼとの交渉が順調に進んでいるとも報じられていたなかで、同選手は下部組織時代にプレーしたアーセナル(イングランド1部)への移籍が間近に迫っている。そのため、トッテナムは代替案として、アストン・ビラ(イングランド1部)でプレーするイングランド代表MFモーガン・ロジャーズをターゲットにしていると、イギリス『インデペンデント』が報じた。

 しかし、ロジャーズはビラと2030年夏まで契約を残しており、エゼよりもはるかに高額な移籍金8000万ポンド(約159億6000万円)が必要になるとトッテナムは予想している模様。しかし、ビラの首を縦に振らせるためにはその金額よりもさらに高額になる可能性もあるようだ。

 今夏に川崎フロンターレから日本代表DF高井幸大を獲得したトッテナムは、即戦力としてガーナ代表MFモハメド・クドゥスを獲得。しかし、エゼやノッティンガム・フォレスト(イングランド1部)のイングランド代表MFモーガン・ギブス=ホワイトの獲得に失敗するなど、苦悩が続いているなかで、どのような選手を補強するのだろうか。