鎌田大地 写真:Getty Images

 日本代表のMF鎌田大地が所属するプレミアリーグのクリスタル・パレスは今2025/26シーズンに向けてサードユニフォームを現地8月19日に発表した。1970年代初期のデザインを参照し、伝統的要素を現代風に取り入れた仕様となっている。製造はイタリアのスポーツブランド、マクロン社が担当した。

 この新ユニフォームは「イーグル・ホワイト」と名付けられ、クラブカラーである赤と青を左右非対称に配したクルーネックと袖のデザインを採用。ホワイトを基調とした鮮烈な印象が特徴で、価格は現地では75ポンド(約1万4,991円)に設定されている。

 公開直後からこのデザインには様々な意見が寄せられており、とりわけ配色や印象についてはネット上で歯磨き粉のような色合いだと嘲笑する声が目立っている。

 「歯磨き粉みたい」「歯磨き粉でこんなんありましたよね?笑」「歯磨き粉のPR大使就任したって言われたらギリ信じるくらいださい」

 このユニフォーム中央には赤と青の縦ストライプが再び採用され、それぞれ濃淡2色に分けられることで奥行きが演出されている。これは2022/23シーズンにも見られた要素であり、マクロン社がテクニカルスポンサーとして復帰した象徴的なデザインとなっている。

 さらに生地全体にはエンボス加工のイーグルが散りばめられ、襟裏には熱転写によるイーグルも配置。ネックラインの内側には「SOUTH LONDON AND PROUD」の文字、マクロンのロゴ、「Designed in Bologna」と記された特別ラベルが施されている。ホワイトのショーツとソックスを合わせることで、フルセットとして完成された装いとなる。