趣味仲間のはずが…

頭の中では「ただの友達」「趣味の仲間」という夫の言葉がぐるぐると回っていました。

しかし画面の中のやりとりは、それを完全に否定しています。

しかも写真付きの投稿もいくつかあり、そこには女性の後ろ姿や、見覚えのない食事、ホテルのような部屋の写真まで。 日付を見れば、私が実家に帰省していた日や、夫が「残業」と言っていた日に一致していました。

直接問い詰める前に

Chokusetsu-toitsumeru
(画像=『FUNDO』より引用)
感情のままに夫を起こして問い詰めたい衝動を必死にこらえ、私はスマホで画面を撮影していきました。

やりとりの内容、写真、日付、そして相手のプロフィールページまで。

相手のアカウントを覗くと、そこにも夫とリンクする投稿が多数。

「今日は◯◯くんに会えて嬉しかった」 「早くまた会いたい」

二人が互いの存在を生活の一部として投稿し続けていたことが、嫌でもわかりました。

真実の告白

数日後、冷静に証拠を整理してから夫に切り出しました。

「趣味アカって、こういう使い方をしてたんだね」

夫は最初、「ただの冗談」「文章だけの関係」と言い訳をしましたが、私が画面を突きつけると観念。

「最初は本当に趣味の話だけだった。でも、気づいたら毎日連絡を取るようになってた」と白状しました。

別れの決断

Wakare-ketsudan
(画像=『FUNDO』より引用)
夫の言葉を聞いても、私の中で何かが戻ることはありませんでした。

「趣味仲間」という言葉の裏に、毎晩更新される“二人の日記”が隠されていた事実は、消えることがないからです。

私は離婚を決意し、弁護士に依頼。

慰謝料と養育費の取り決めを行い、家を出ました。