さらに、金属製の覆いは、皮膚のように柔軟に圧縮できないため、スナップの接触面積が非常に小さくなっていました。
つまり、サノスは「ガントレットを装着した状態では指パッチンできなかった」という結論に至ります。
研究者の執念はおそろしいですね…
しかし本研究の成果は、単にフィクション作品の秘密を暴くだけでなく、アリの顎が高速で閉じる物理的メカニズムの理解にも応用できるとのこと。
また、ハイテク義手の設計にも役立つ可能性があるようです。
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参考文献
Scientists find the fastest acceleration in the human body
https://www.livescience.com/thanos-finger-finger-snap-fastest-acceleration-human-body
Snapping your fingers is a move worthy of a professional athlete
https://www.popsci.com/science/finger-snapping-physics/
元論文
The ultrafast snap of a finger is mediated by skin friction
https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rsif.2021.0672
ライター
大石航樹: 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。
編集者
ナゾロジー 編集部