スマホの地図アプリで簡単に経路を調べられるため、人に道を聞く場面は減っているのかもしれない。しかし、今でも道を聞かれる機会はあるようで…。
■約9割「知らない人から道を聞かれる」
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女694名を対象に調査を実施したところ、「知らない人に道を聞かれた経験がある」と回答した人は90.6%だった。

駅周辺や繁華街では地図を見ても分かりにくい場所が多いため、今でも道を尋ねる人が多いのかもしれない。
■道を聞かれやすい顔
頻繁に道を尋ねられる30代女性は、「私はよく、人から道を聞かれます。特別に詳しいわけでもないのに、なぜか話しかけられやすいみたいで…。自分も旅行先で道に迷ったことがあるので、なるべく分かりやすく伝えようと心掛けているんです。笑顔でお礼を言われると、うれしい気持ちになりますね」と話す。
悪い気はしないようで、「もしかしたら、聞きやすい顔をしているのかもしれないと思ってしまいます。以前、連続で3回も別の人に道を尋ねられたことがあって、そのときは驚きましたね。それだけ親しみやすい印象を持たれているなら、悪い気はしません」と続けた。
■上手に説明できない
道を聞かれるのが苦手な20代女性は、「場所は知っていても、うまく説明できないんですよね。そのために、道を聞かれても焦ってしまいます。『ここを曲がってすぐ』とか簡単な案内ならいいのですが、複雑な道順になると、頭の中で整理がつかないんです」と語る。
さらには、「あまりにも複雑なときには、『この道をまっすぐ進んで、そこでまた他の人に聞いてください』と伝えています。不親切に思われるかもしれませんが、嘘を教えるとそれこそ迷惑になるので…。できれば、あまり道は聞かれたくありませんね」とも話していた。
■聞かれても方向音痴で…
Xでも、「めっちゃ道を聞かれるタイプ。たまに迷子の子どももついてきたりする」「今日めっちゃ道聞かれるな」など道を尋ねられたエピソードが多くあった。
他には、「絶望的な方向音痴なのによく道を聞かれるし、道に迷い中も堂々としてるから後ろについてきた人諸共迷子になる」と方向音痴で困った話も見られた。
・合わせて読みたい→有吉弘行、極度の方向音痴でパニック 木更津に向かうはずが到着したのは…
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年6月13日~2025年6月17日調査対象:全国10代~60代の男女694名